こんにちは、今井いとです。

先日公開した『飼う女』、もう読んでいただけましたか?
読んでくださった皆さん、本当にありがとうございます。

書き終えてからしばらくは、気が抜けてしまっていました。笑
何度も書き直して大変だったのに、もう次の作品を書きたくなっているから不思議ですね。

そんな最近の私ですが、ちょっと忘れられない写真に出会ったんです。
今日はそのお話をさせてください。

目次

写真の向こうに感じたもの

最近、ある女性写真家の方の作品を知る機会がありました。
何気なく見始めたのですが、気づけば何枚も見入ってしまっていました。

特に印象的だったのは、写っている女性たちの表情です。
綺麗に見せようとしているわけでも、誰かを誘惑しようとしているわけでもない。
ただ、そこにいる女性たちが、それぞれの感情を持って生きていることが伝わってくるような写真でした。

そして何枚も見ているうちに、私は写っている女性だけでなく、その写真を撮った人のことが気になり始めたんです。

この人には、世界がどんなふうに見えているんだろう。

そんなことを考えたのは、初めてでした。

「私が」と「私で」

「私が」表現することと、「私で」表現すること。
以前、そんなお話をしたのを覚えていますか?

これまで写真集のお話をいただくことは何度かありましたが、なかなか踏み出せずにいました。
私はずっと、自分で何かを表現することにこだわってきたからです。

でも、その方の写真を見て、初めてこんなことを考えました。

この人が私を撮ったら、どうなるんだろう。

自分でもびっくりしました。笑
綺麗に撮ってほしいというより、私を通してその方が何を表現するのか、見てみたくなったんです。

そして、私自身もその中で何かを表現できるのかもしれない。
そんなふうに思えたのは、初めてでした。

最後に

実は今、その方と色々とやり取りをさせていただいていて、スタジオやコンセプトも少しずつ決まってきています。そして、来週のとある日に撮影をすることになりました。

自分から誰かに撮ってほしいと思うなんて、少し前の私には考えられなかったことです。

でも、あの写真を見てから、ずっと気になっているんです。

もし、あの人のカメラの前に立ったら、どんな自分が写るんだろう。
あの写真を見たときに感じたものが、今度は自分自身を通してどんな形になるのか。

まだ想像もつきませんが、まずはその方との作品づくりを楽しんでこようと思います。
どんな作品が生まれたのか、撮影の感想などLINEでもお話しできたらと思っています。

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